標高差:545m
累積標高差:829m

2016年05月15日(当時67歳)


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栃木県日光市
登り:3時間07分(鶏頂山経由、釈迦ヶ岳まで)
下り:2時間11分
(釈迦ヶ岳から、大沼往復含む)
コースタイム:5時間25分
(休息時間含む)
ウィキペディアから
  釈迦ヶ岳は高原山系の山の中で最も高い峰であり、しばしば登山ガイドブックでも到達目標として、
西側に連らなる鶏頂山と共に大きく扱われる。 山頂には一等三角点が設置されており、釈迦如来像や祠が祭られている。 草原状に拓けた山頂からは、北方の那須連山、東側に広がる那須野が原、西の鶏頂山越しに日光連山、そのほか荒海山、七ヶ岳などを一望することができる。
Road Map :日光道からR121を北上し、日塩有料道路(610円)で西口登山口に向かう。
Route Map:西口登山口から鶏頂山を経由して釈迦ヶ岳へ周回する。
日本三百名山』 山としては特に面白い所はなかったが、全行程で変化が多く退屈しない山だった。
高原山
  山並みの総称であり、実体の無い山なので”釈迦ヶ岳”で表示した方が良いのかも知れないが ”鶏頂山”を含めて変化の多い退屈しない山だった。
両山頂からは同じ展望しか見えなかったのあるが、それぞれの山頂からそれぞれの山頂を見ることが出来たのは良い感じであった。
白滝
  わざわざ見に行く程の滝ではなかったが、労なく見ることが出来るので寄って見た。
無名滝
  車を走らせていると阿賀川に大きな滝が見えたので、車を停めて滝見する。 立派な滝ではあるが、滝名の表示は見当たらなかった。 滝名はあると思うので知りたいところであるが、調べるすべが無い。
今日の温泉
  日帰り温泉探しに苦労し、今日の入浴は止めようかと思ったが、R121の道路上に ”日帰り入浴可”の表示が見えたので湯野上温泉街に入ってみる。 高級そうな旅館ばかりであったが、一番奥の小さな旅館に500円で入浴することが出来た。
今日の寝床
R289に入り道の駅”しもごう”で車中泊とする。

前日の行動
  ガスガスだった ”女峰山”登頂後は、やしおの湯で食事と入浴をして、佐野市にある山友宅に向かい、
そのまま泊めて頂く。 山友も別の山行きの予定があり、あくる日は早々にそれぞれの山に向かった。

221高原山 (1,795m)
たかはらやま
鶏頂山、釈迦ヶ岳
(写真は鶏頂山)
西口登山口から日塩有料道路を南側に少し走ると
”峠の茶屋”があり、”白滝”は駐車場からも
見ることが出来た。
6時44分に鳥居を潜り西口登山口から歩き始める。
  日塩有料道路を走ると鳥居が目に付き、西口登山口だと判った。
  登山口の対面には広駐車場があり、今日も一番乗りとなった。
15分程歩くと林道を横断し、対面の登山道に入る。
しっかりした道標があり助かる。
ササ原の中の登山道はほとんど勾配がない。
遅い出発だったので心配した朝露はなかった。
この時点では前方に見える山を ”鶏頂山”だとは気付いていない。
          冬にはスキー場のゲレンデになりそうな
              広い林道跡を緩やかに登って行く。
  針葉樹林帯の薄暗い林に入って行く。 登山道には雨水が流れる
のか涸沢の様になっており、ハイカーが歩いている形跡は無かった。
フラットな道を歩くこと47分にて ”大沼”の分岐に着くが、
”大沼”には下山時に寄ることにして先を急ぐ。
”弁天沼”は川からの流水の無い溜まり水なのだろう。
水は茶色く汚い。 早く立ち去りたい雰囲気だった。
   1時間にて登山道の分岐となっている ”弁天沼”に着く。
       登山道はここまで殆どフラットな道だった。
弁天沼の周囲は宗教色が強く、夕刻なら不気味な感じがしそうだ。
ここまでも、ここから少し先までもフラットな登山道であったが、
                いよいよ急登りとなってくる。
全文が読めない注意書きであるが、
「 これより神域です、大・小用は山頂に背を向けて?」
と読める。 条件付きで野糞して良いんだ。
このアルミ梯子には驚くと共に笑いそうになった。
1段の梯子なら無い方がマシではないか?
この後も小さいアルミ梯子が4つ程出て来る。
鶏頂山への分岐までは荒れた急登が続く。
セメントを塗った上から読めない字が書かれていたが、
これは単なる落書きなのだろうか?
一面のササ原を登り続ける。
次は3段アルミ梯子が出て来たが、これとて無くても何の支障も無い。
梯子はパクられない様に針金でしっかり固定されていた。
それとも固定の為か?
  1時間27分にて ”鶏頂山”への分岐となる尾根に出る。 尾根からは”釈迦ヶ岳”が
良く見えたが逆光であり、残念な写真しか撮れなかった。 右側には ”鶏頂山”が聳える。
”鶏頂山”へは険しい登りが続く。
まずは尾根分岐から ”鶏頂山”へ向かう。 次は2段のアルミ梯子が
出て来た。 これは使ってみたが役に立っている様には思えない。
”高原山”には ”高原山”と言う山は無く、鶏頂山、釈迦ヶ岳を
含む山々を総称して ”高原山”と呼んでいる様だ。 なので標高の
    一番高い ”釈迦ヶ岳”を日本三百名山としているようだ。
1時間44分にて ”鶏頂山”(1,785m)に着く。
山頂は広く ”鶏頂神社”が殆どを占めていた。
”鶏頂山”の山頂からは展望が良く、南西の方向には日光の山々、男体山、女峰山が見えていた。
今日の ”女峰山”は天気良く、一日ずらせば良かったのか!
東方向にはこれから登る ”御岳山” ”釈迦ヶ岳”がよく見えているが、
まだ8時半なので、逆光からは逃れられなかった。
  山におやつを持って行かない主義ではあるが、道の駅に
でっかい ”どら焼”が売っていたので思わず買ってしまった。
通常のどら焼きの4ヶ分はある大きなどら焼で、たった百円の
値段だった。 これを朝飯代わりに食べる。
”鶏頂山”を下山して振り返り見る。
こちらの方向は順光であり綺麗な写真が撮れた。
尾根筋の右側は崩壊帯となっていた。
尾根筋を ”釈迦ヶ岳”へ進む。
これから登る ”釈迦ヶ岳”を見る。
既にハイカーが下って来たが、違う登山口から
登られたハイカーの様だった。
”鶏頂山”と同じく険しい登りが続くようになって来た。
急坂を下って行くハイカーを見送る。
下り方向は順光になり綺麗な写真が撮れるのだが・・・
”鶏頂山”経由の3時間07分にて、これぞ日本三百名山の ”釈迦ヶ岳”(1,795m)に
着く。 ”鶏頂山”の山頂には誰も居なかったが、このハイカーの多さは何なんだ!
               写っていない所にも多くのハイカーが休憩していた。
でっかいお釈迦さんが鎮座していた。
          空気がカラッとしていたので、
日焼け対策の長袖シャツを着ていても暑さは感じなかった。
山頂から見た日光の山並みは ”鶏頂山”から見たのと当然同じだった。
山頂にはハイカーが多過ぎたので7分程休憩してから下山する。
険しい道ではあるが自由落下で楽チンである。
登り時と同じ道を下山するので、
勾配は結構きつかった。
登り時は ”鶏頂山”に寄り道したが、
下り時は迂回路とし、”鶏頂山”をパスする。
登り時に気になっていた登山道の分岐に戻る。 道標には”大間々台”
と書かれているが、それがどこなのか判らない。 ただ、多くの
ハイカーは ”大間々台”の方向から登って来ていた。
神社なら宮司と言って良いのか、その後ろにハイカーがぞろぞろ
付いて来ている。 無宗教のおいらには訳の判らない光景であった。
    ぞろぞろと多くのハイカーが登って来る。
聞いてみると鶏頂神社に何やらの神事があったらしい。
登り時の急登とは違い、迂回路は穏やかに下る優しい道であった。
尾根筋から登り時の登山道とは違う、
弁天沼への近道分岐に着いた。
下山1時間05分にて ”弁天沼”に戻る。
標柱には ”銭鋳乃宮”と書かれていたが、何のことかは判らなかった。
弁天沼でお祈りをしてから、鶏頂神社に向かう宮司(?)の姿があった。
”大沼”への分岐に戻り ”大沼”へ行って見る。 予想通りに
小汚い沼が広がっているだけで、見る価値無しで直ぐに引き返す。
涸れ沢の様な登山道(参道)に戻って来る。
踏み跡は登山道の両側に沢山あった。
林道跡に3台の車が停まっていた。 どうもハイカーの車の様だ。
       誰しも楽をしたくて、色々と手を打っている。
すっかり明るくなったササ原のフラットな道を戻って行く。
下山2時間11分にて西口登山口に戻る。 ハイカーの多さの
割には車は5台増えているだけだった。 多くのハイカーは違う
                    登山口から登った様だ。
林道を横断する。 先ほどの駐車はどうもこの林道から
入った様であるが、林道の入口がどこにあるのかは判らない。
落差約15mの小さい ”白滝”は涼しげに落水していた。
滝壺の水は綺麗な様な、汚い様な・・・
白滝を滝見する。
2016年春の山、滝巡り
道路から見えた阿賀川の大きな滝。
滝名の表示が無かったので無名滝なのかも知れない。
無名滝?
今日の温泉
旅館名が読めなかったのでネットで調べて見ると ”館乃湯”だった。
湯野上温泉街に入ると大きな旅館、ホテルばかりで日帰り入浴を
躊躇したが、一番奥に小振りな旅館があったので日帰り入浴を
        申し込んでみると500円でOKだった。
他にお客が居なかったので湯舟の写真を撮ってみるが、はっきり
言って落胆であった。 流石は旅館でありシャンプー、ソープは
    程度の良い物が装備されていた。 泉質も良いと感じた。
ところが露天風呂は立派で、ここでゆっくり寛げた。
滝雲に遭遇する
山でも中々見ることが出来ない ”滝雲”を道路上から見ることが出来た。
夕刻になり写りは悪いが、ゆっくり流れ落ちる ”滝雲”は不気味でさえあった。
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